ikeda kaoru

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叱られる力

「聞く力」を読んで、次回作であるこの本を予約。売れている本だけあって10人以上の順番待ちでしたが、そこそこ早く回ってきました。

 

「聞く力」同様、アガワさんのエッセイ本ですね。

 

「聞く力」はタイトル通りインタビューの仕事を通じて人とのコミュニケーションを自分なりにどうやってきたか、の話でした。

 

第二弾の「叱られる力」は、タイトルとは少し違う、”叱る方法”というか、”目上の人が下の人を叱れなくなってきているので、いかにして叱るか”という方法論というかなんというか。

 

タイトルと中身が違う本です。”叱られる力”ではなく”叱る力”の方がタイトルとしては合っていると思いますが、それではちょっとおどろおどろしいですね。

 

後半はアガワさんが父親にいかに叱られて生きてきたか、がとうとうと続いています。アガワさんに興味がある人は面白いでしょうね。ちなみに私は面白く読みました。60過ぎてもあの美貌はこのように作られたのか、という事がよくわかる本です。

 

自分の娘を叱るのもなかなか難しいですが、スポイルするのはもっと可哀想ですので、その点でも考えさせられる本でした。

 

叱られる力 聞く力 2 (文春新書)

叱られる力 聞く力 2 (文春新書)