ikeda kaoru

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先生と私

佐藤優の中学生の頃の話。自伝?私小説?まあいいでしょう。

 

これを読むと、なるほど佐藤優はこのようにしてできたのか!と納得してしまいます。中学の頃から頭が良かったのですね、哲学とキリスト教にはまりるなんて、並の中学生ではありません。

 

東洋経済に連載中の”知の技法”、これに知識を身につけたければ、まずは中学・高校の教科書に戻れと何回もあったが、本人が中学・高校の時にしっかりと身につけた知識が役に立っているのだな、と勝手に想像してしまいます。

 

そういう私も高校の頃の英語・社会の知識は社会人になってもしっかりと役に立っていますので。だだ数学・理科が苦手だったので、今も理科系の話にはからきしダメですね。

 

私も中学の頃にこのような知的に素晴らしい先生と出会えていたらまた違う人生だったと思いますが、今更後悔してもやり直しがきくわけではありません。

 

小学生のうちの娘にはこの本はまだ難しいですが、中学に上がったころに読んだら、きっと何かをつかんでくれると期待をしています。

 

文章も平易ですので。

 

 

先生と私

先生と私